もとは同じCannabis Sativa L.という植物ですが、長年に渡り改良されてきた結果、嗜好品としての大麻草、産業用としての大麻草に分かれました。
そして、マリファナは精神作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノイド)が高含有するように栽培され、ヘンプは種子や繊維を採取する目的で栽培された産業用の農作物です。
CBDオイルは、産業用に栽培されたヘンプから抽出されており、もともとTHCはほとんど含有されていませんが、弊社で取り扱いのある製品は、ヘンプオイルからCBDだけを単離して製品化したものだけを扱っていますので、THCは含有しておりません。
CBDはカンナビジオール(Cannabidiol)のことです。
大麻草に含有する特有の化学物質(カンナビノイド)は85種類存在しますが、THCとCBDは主要なカンナビノイドです。マリファナにはTHCに次いでCBDが多く含有され、産業用大麻にはそのほとんどがCBDで構成されています。
CBDは体の様々な機能に働きかけますが、いわゆる”ハイになる”ことはなく、安全にご利用いただくことができるため、お子様、アスリートの方なども広く利用されています。
私たちの体には本来備わっている調整機能(エンドカンナビノイドシステムECS)があり、食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などを調整します。
ECSは内因性カンナビノイドのアナンダミドと2-AGと、それらと結合するカンナビノイド受容体で構成されています。
カンナビノイド受容体にはCB1とCB2と2種類あり、CB1は主に脳を構成する中枢神経、CB2は免疫系の細胞にあります。
ストレスや年齢によりECSは低下し、カンナビノイドが欠乏し、様々な疾患につながります。
CBDオイルを摂取することによって不足しているカンナビノイドを補い、ECSを活性化する役割を担います。
CBDはエンドカンナビノイドシステム(ECS)の働きを正常化し、体の恒常性を保ちます。
CBDには様々な薬理作用が報告されています。
【CBDの薬理作用】
痛みの緩和
殺菌・細菌増殖抑制
悪心嘔吐を減らす
発作とけいれんを減らす
腫瘍/ガン細胞の増殖抑制
乾癬の治療
精神病管理、精神安定剤
抗けいれん
不安を和らげる
骨の成長促進
免疫系の作用抑制
小腸収縮抑制
神経系変性の保護
(カンナビノイドの科学より抜粋)
大麻取締法は、「大麻草の成熟した茎とその製品(樹脂を除く)並びに大麻草の種子及びその製品」を大麻ではないと規定し、規制対象から除外しています。
弊社で取り扱っている製品は、産業用ヘンプの成熟した茎または種子から抽出したCBDオイルを配合していますので、米国はもちろん日本でもご購入、ご利用にあたり問題となることはありません。
また、弊社製品は、THC成分も無配合な製品のみを取り扱っておりますので、お客様は「食品」として個人輸入いただけます。
全て信頼のおけるメーカーから直接仕入れを行っております。
※製品の成分表もご用意しておりますので、必要な際はお申し付けください。
CBDオイルは恒常性(ホメオスタシス)の維持に役立つものです。健康な方も是非ご利用ください。